高校の現代国語の先生の言葉

「作者が伝えたかったことを書きなさい?なもん知るかよ!原稿料まだかなーって思ってるかもしれんし、今日の晩御飯は何だろうなって思ってるかもしれないだろ。でもお上からはこう教えろって言われてるんでね」

つまり「作者が伝えたかったことを書く」問題は、「筆者ではなく問題を作った人に対してこういう風な答えを書いて欲しい、ということを理解してあげる」問題なのだという本質に気付いた。
それから国語や文章問題は得意になりました。

いわば、行政書士試験の記述問題もこの類のものです。
世間一般的に正しいとされていることや、あなたが考えていることではなく、出題者が答えてほしい通りの答えを書く
ChatGPTに記述問題を入れてみても、(今のところ)点数がつかない解答が出てきます。

悪く言えば忖度とも言えますが、「人の気持ちをおもんばかる」ことは行政書士の業務としてもAIと共存していく上でより大事になってきたのだと感じています。

そして、当時の先生にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

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