S&P500の市場価値に占める無形資産の割合

出典:OCEAN TOMO 「INTANGIBLE ASSET MARKET VALUE STUDY」 https://oceantomo.com/intangible-asset-market-value-study/

S&P500 = 米国の大手上場企業500社で構成される総合株価指数
有形資産 = 機械設備や不動産、在庫など
無形資産 = 知的財産や経営ノウハウ、ブランド価値など

上記のグラフによると、1975年にはS&P500における無形資産の割合は17%に過ぎなかったものが、2020年には90%にも達するようになっています。

特に資源の乏しい日本においても無形資産の活用の重要性は高まっており、これは地方活性化の課題を抱える自治体や企業にとっても避けては通れないテーマであると考えます。

ちなみに、日本の著作権法では法人(企業など)が著作権の侵害を行った場合には、最大3億円の罰金が定められており、非常に重い罰則となっています(別途、民事訴訟による損害賠償請求も認められます。過去の判例では、罰金よりも損害賠償の金額の方が遥かに高額になることが多いです)。
これも資源のない日本国において知的財産の適切な保護が重要であるという理由が導かれます。

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