京都の会場にて法定講習を受け、宅建士証を発行してもらいました。
自分が試験を受けたのは令和元年で、この当時は京都に住んでいたため登録や宅建士証の発行も京都府で行うことになります。
任意で登録の移転を行うこともできますが、どこで発行されても宅建士証は全国で有効です。
単に試験の合格や登録をしただけでは宅建士として名乗ることはできず、この宅建士証を受け取って初めて宅建士(宅地建物取引士)としての活動が許されるということになります。
私も当時はとある理由で宅建の試験を受け合格したものの、それ以降は登録もしていませんでした。
しかし行政書士として活動するにあたって、今後宅建に係る仕事も想定されるため正式に宅建士も名乗れるようになっておこうと思いました。
宅建は合格してから宅建士証をもらうまで最大で2回講習を受けないといけないので、受かってからのハードルが意外とありますが、その講習は試験とは違い、実務寄りの内容なので直接宅建士として活動しないとしても、士業として勉強になる内容だったのは間違いありません。
また、単に宅建に合格しているというだけでもアピールにもなりますし、その後FP2級など他の試験を受けるときに知識が役に立つので、大変な試験ですが勉強する価値はあります。
私のようにまずは宅建の合格を目指し、必要になったときに登録や宅建士証の取得を行うという方が多いのではないかと思います。
宅建士証は5年ごとに更新が必要ですが、試験に合格したということや登録を行うことについては生涯有効です。